2019/02/02

ある出版社の方から原稿を頼まれて書いてみたら「あれ?」という返事が来た。

 

いつもだったら編集者の脳を借りて原稿を書くのだが、その時ばかりは「急いで書かなきゃ!」と思って編集者の脳をお借りすることをしなかった。

 

だから、編集者さんは私の書いた原稿の内容が全く理解できなかったみたいで「なんですか?これは?」という感じで全く興味をもってもらえなくてショックを受けてしまった(ガーン!)。

 

そのショックを受けた瞬間に私の頭は怒りでいっぱいになり「以前、書いていた本をちゃんと読んでいたら理解できるでしょ!」と編集者さんにダメ出しをしたくなる。

 

せっかく一生懸命に時間を割いて書いたのに!とワナワナと震えて来てしまう(どんだけ〜!)。

 

そんな時に「知能のジオラマ!」を私はやって見るわけですね。

 

「知能のジオラマ」をやると「あ!書き直そ!」とスラスラと書いていた原稿を修正するんじゃなくて、その編集者さんの脳を使って全く新しい原稿をあっという間に書き上げた。

 

「みんな平等で一緒のはず」と思い込んでしまうと「どんどん孤独になる!」という経験をして来ました。

 

心に数字を聞いた時に「あの人と私は違う」というのは「高い」とか「低い」という違いじゃなくて、数字自体が違う、ということ。

それが一つのデータなんですね。

その数字が「正しい」とか「間違っている」じゃなくて、心が教えてくれた一つのデータ。

 

この数字の違うデータは私にとって何を示すかというと「生活している場所が違う」ということ(地形を表現するジオラマだから)。

 

生活している場所が違うと文化が違ってきますね。

 

文化の違いって「正しい」とか「間違っている」はない。

 

ただ、違いがあるだけ。

 

その違いを知った時に、私はその文化に興味を持ちます。

どんな言葉を使って、どんな習慣があり、そしてどんなことに興味があるのか。

 

その文化に興味を持って「知りたい!」と相手の文化を一つ一つ確かめていったときに「一体感!」が感じられるようになる。

 

これがナラティブセラピーの「エスノメソドロジー(ethnomethodology)」という手法なんです(これは私なりの理解です)。

 

「正しい」とか「間違っている」や「優れている」とか「劣っている」などの判断は主観的な判断になります。

 

ただの違いを興味を持ってデータとして集めた時に「無意識さん起動!」となって「一体感!」が感じられる。

 

だから、心が教えてくれた数字を「高い」とか「低い」と判断してしまったら”意識”が働いてしまうから「一体感が感じられない!」となるわけです。

 

ただの数字でデータである、と数字を確かめて違いを知ることで「無意識さん起動!」となる優れもの。

 

心に数字を聞いて、その数字をただのデータとして認識して「あの人と私は違うんだ」と気づくだけで無意識は自動的に相手の文化的な情報を収集して来て、無意識のレベルで相手の文化を知ることになり「一体感」が感じられるようになる。

 

「この数字だからあの人には理解できないんだな!」というのは意識的な判断。

 

心が教えてくれた数字はただの違いを示すデータとして感情抜きに受け止めた時に「一体感!」が生まれる。

 

正直な話、数字が違う相手の文化に真面目に真剣に興味が持てるようになるんです。

 

「この数字の人はどんな風に考えるんだろう?」とか「何に興味があるんだろう?」って知りたくなる。

 

それも全てデータだから、そのデータを集めた時にさらに無意識が働き「一体感!」となる。

 

「なんだか難しいな〜!」と知能のジオラマのハードルが高くなった気がするかもしれません。

 

でも、実は簡単で「心よ!」とまずは自分の知能の歪みを作っている邪魔を排除してから自分の知能指数を確認して「心よ!あの人の知能指数は幾つ?」と質問するだけ。

 

最初は「あ!私よりも高い!」とか「あ!私よりも低い!」と主観が入るんですね。

それも大丈夫。

でも、たくさんの人の知能指数を聞いているうちに「ただのデータ」となる。

たくさん聞いていると、だんだん、自分が心に聞く前に思った知能指数と、心が教えてくれた知能指数の誤差を確かめる、というような感じになったりする。

 

心が教えてくれることに慣れてくるのにつれ、データが蓄積していくと、そのデータの集積により無意識さんが簡単に起動するようになるから「主観が必要ない!」という感じで感情的にならなくなるんです。

感情が人によって揺さぶられなくなる。

 

そして、データを取り続けることによって、自分の中に巨大なジオラマが出来上がり無意識さんが常に共にある、という状態になる。

 

最初は「私は心の中で人のことをこんなに数字で判断してもいいのかしら?」と罪悪感のようなものを感じるかもしれませんが、どんどん、バンバン、次から次へと聞いていけば「ただのデータ」となり、いつのまにか無意識さんの境地へ。

 

データをたくさん集めれば、超高性能なGPS(宇宙を漂っている人工衛星とコミュニケーションをとって自分がいる正確な位置を把握する装置のこと)を搭載した自動運転の車のような感じになりますね。

 

無意識さんと繋がって「常に自動運転!」となり「どんどん幸せな方向へ!」と進んでいく。

 

まあ、幸せ〜!という感じじゃなくて「凪」なんですけどね。

 

無意識さんは、とっても静かな世界へと誘ってくれる。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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