2018/12/26

素敵なお花をいただきました!

 

人のお話を聞いて「分かる!その気持ち〜!」と言ってもらえると嬉しくなりますよね。

 

お話をよく聞いてもらって、自分の辛さとかを相手にわかってもらって「私も同じような体験があった!」となるとちょっと安心します。

 

そして、自分の話をさらによく聞いてもらうと「自由になれるような気がする!」となるんです。

 

この仕組みって「一緒に同じ感覚になる」ということで“共感”と言われています。

 

この仕組みを単純に考えてしまうと、人は「孤独」で発作を起こしてしまうから、目の前に起こっていることがちゃんと見えてない、さらに自分がどうしたらいいのか、判断する思考が働かない!となっています。

 

私がある仕事を手伝っていて、そこで働いていたおじさんから「あんた!そのやり方は間違っているよ!」とみんなの前できつい口調で注意されます。

 

すると私は涙目になってしまって、アワワと言葉が出てこなくなり、頭が真っ白になって、手が震えてきちゃったりして「まともに仕事ができない!」という状態になります。

 

「みんなの中で自分だけが間違っていて、自分だけが注意された!」ということで”孤独”を刺激されて、脳内で発作が起きちゃって「自分のことがコントロールできなくなる〜!」となってしまいました。

 

思考力、集中力、判断力、コミュニケーション能力、などの様々の機能が発作によって一気に低下してしまいます。

 

私の場合は「なんで僕だけ注意されなきゃいけないんだよ!もう仕事なんかしてやるもんか!」と発作によって年齢的にも子供に戻ってしまうですね。

 

こんな時に、こんな私の話を聞いてくださって、そして本当の意味で「分かる!その気持ち!」と相手の方が思ってくださった時に「孤独じゃない!」となるから「発作が消えた!」となります。

 

催眠療法で有名なミルトン・エリクソン博士は、このアプローチを違った角度から見て「無意識を使う方法」と称して“逆説”と呼んでいらっしゃった。

 

エリクソン博士の子供の頃に、牧場で働く大人たちが、大きな牛をトラックに積むのに苦戦をしていた。

 

屈強な大人が何人もいてトラックに乗せられないのを子供が見て「僕だったら簡単に乗せられるよ!」と言ってしまった。

 

大人たちは「お前になんか無理だよ!」とバカにする。

 

じゃあやってみる!ということになって、幼いエリクソン博士は、トラックの反対側の方に向かって、牛の尻尾を引っ張った。

 

牛は「後ろに引っ張られまい!」と一生懸命に抵抗している。

 

その力が強くなった時に、エリクソン博士は尻尾を離して「今だ!」と大人たちに牛につけた綱を引っ張らせ、牛は「ドタドタドタ!」とトラックの中に走って入っていった。

 

ポイントは進んで欲しい方向の逆に引っ張る、ということで「逆説」となります。

 

これを「話を聞く」に置き換えてみると「相手の大変な状況の話を聞く」ということが、普通だったら「そんな、大変な話を引き出しちゃったら苦しくなるじゃない!」と心配しちゃいますね。

 

でも、大変な状況の詳しい話を聞いて「それは大変!」というのが、エリクソン博士の「後ろに引っ張る!」という力になります。

 

すると、無意識の力である「前に進む!」という力がどんどん強くなって、手を離した時に「すごーい!」ということが起きちゃう。

 

だから、エリクソン博士は安易なアドバイスなんか一切しないで「逆説」という感じで、相手の状況を的確に理解していく。

 

それって、相手の中にある無意識の力を信じているからできる技。

 

この相手の無意識の力を信じることができたら、変なアドバイスなんか必要なくなって「相手の無意識さんはどんなことをするんだろう!ワクワク!」という感じになります。

 

話を聞いてもらって、自分の状況の大変さが実感できれば「無意識さんが活発になった!」となる。

 

そして、手を離した時に「おー!無意識ってすごい!」と感動することができる。

 

それがとっても興味深い。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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