2018/04/10

PHPの雑誌(2018年05月号)で「言葉の力で思考を変える」という記事を載せていただきました(スーパーのレジのところに置いてある雑誌でいつも「気になるな〜!」と思っていたやつです)。

 

夜の電車の中で酔っ払ったサラリーマンが喧嘩をし始めたら、催眠のお師匠さんが「ボソボソ」と声を掛けただけで「あれ?二人とも落ち着いちゃって、周りも平和な雰囲気になった〜!」という感じになります(よい子は決して真似をしないでね!)。

 

「言葉の力ってすごい!」と感動するんです。

 

お酒が入っていると、脳内の電気発作が起きやすくなっていて、ちょっとしたきっかけで「おりゃ〜!」と破壊的人格に変身しちゃって「破壊してまうぞ!」といろんなものを壊してしまいます。

 

発作を起こしている相手に「まあ、まあ、そんなに怒らなくても!」と言っても「全く効かない!」となります。

 

実は「そんなに怒らなくても!」という言葉に「発作を大きくしちゃうぞ!」というエッセンスが含まれているんですね。

 

催眠のお師匠さんはそれを知っているから、違う言葉を使って怒りの発作を起こしているサラリーマンの脳を一瞬にして凪にしてしまった(凪って嵐だったのがピタッと治まって静かな湖面になるイメージ)。

 

もちろん「悲しい!」とか「苦しい!」という方々に「楽になった〜!」という状態になっていただくために言葉を使った心理療法というものがあるから、たくさんの心理療法家は「言葉」について研究しています。

 

でも、カウンセリング以外の日常会話においてでも「言葉」をあれほど巧みに使いこなす方は、そして、言葉を大切にされる方は、それまで出会ったことがありませんでした。

 

そんなお師匠さんの技とともにこれまで私はカウンセリングを続けてきて「お〜!ちょっとお師匠さんが見ていた世界が見えてきたかも!」と思える瞬間がやってきます。

 

私は、それまで「言葉の意味」を一生懸命に理解しようと努力をしていました。

でも、ある時から「あ!言葉の意味を考えれば考えるほど意識が働いて脳の発作が酷くなる!」ということに気がついたんです。

 

言葉の意味を考えるとは、

 

まるで「私がなんのために存在しているのか?」

           や

   「私の存在する意味ななんなんだろう?」

 

              と考えるようなもの。

 

言葉って、いろんな言葉の配列で意味が全く違ってきます。

 

人間もまた然りで、誰と一緒にいるかで全くその存在意義の感じ方って変わってくるんですよね。

 

「私は 人間 です」という言葉の配列があります。

 

これを擬人化してみると「イチロー君 翔平君 そして私」みたいな感じで人物が並んでいる、と想像してみると面白いです。

 

「私は人間です」という言葉を聞いた時に「何を当たり前のことを言っているの?」と多くの人はバカにします。

 

でも、これが、いじめられっ子がいじめっ子に対して「私は人間です」と言っていたら?いじめっ子はどのように捉えるでしょうか?

 

いじめっ子は脳内の発作がひどくなって「お前!生意気!」と破壊的人格に変身して「ヒエ〜!」となりますよね(いじめられっ子はよく知っている)。

 

「イチロー君 翔平君 そして私」とただ人間の名前を並べているだけなのに「おまえ!大活躍をしている大リーグの人と名前を並べるなんて!なんて思い上がっているんだ!」と発作を起こしちゃう人がいるんです。

 

言葉って並べ方でいろんな捉え方ができちゃうし、それを受け取る側の状態によっても発作のスイッチにもなっちゃう。

 

言葉の意味とかを考えて、いろんな言葉を並び替えてしまうと「全然違う効果になってしまう!」という面白い現象が起きます。

 

「晋三くん、太郎くん、聖子ちゃん、陽子ちゃん」みたいな感じ(ナンノコッチャ?なんだかこのラインナップは余計に発作がひどくなるんですけど!)。

 

言葉、それぞれの役割や意図を考えていたら「時間がいくらあっても足りない!」となり「発作はいつまでたっても治らない!」となる。

 

そこで、脳の発作を打ち消し、頭の中を凪にできるシンプルな言葉を探求します。

 

そこで出てきたのが「翔平くん!」じゃなくて「一体感」なんですよね(翔平くんは大リーグで大活躍していて、単体ですげ〜!という方ですね。観ている日本人の心に一体感をもたらしてくれる活躍ですね!それと同じぐらいの力がある「一体感」です)。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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