2018/02/05

考えると、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のお話が非常に興味深いものになります。

 

カンダタという罪人が地獄に落ちているのをお釈迦さんが見つけた。

お釈迦さんは、このカンダタが一度だけ蜘蛛を助けて善行を成したことから「救い出してやろう」と一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。

 

この蜘蛛の糸を見たカンダタは「この糸を登ればここから出られる!」と思って登り始め、フッと下を見たらたくさんの罪人が蜘蛛の糸に掴まって登り始めていた。

 

「このままだと糸が切れる!」

 

「この糸は俺のもの!降りろ!」と言った瞬間に蜘蛛の糸は切れてカンダタは再び地獄へと落ちてしまった(そんなお話だったと思います)。

 

このお話って「なぜ、嫉妬を起こした人が酷いことをするんだろう?」というメカニズムのヒントになるような気がしているんです。

 

もし「一体感」が「孤独」という地獄からの救いの糸だとしたら。

 

その「一体感」の糸を誰かが登っていたら「自分の救いが奪われる!」ということで「蹴落とさなければ!」という破壊的な発作が起きてしまうのでは?と考えるんです。

 

「奪われる!」という嫉妬の発作を起こして「孤独」という地獄でうごめく餓鬼に変身して「蹴落としてやる!」と破壊的な言動をしてしまう。

 

芥川龍之介さんは「蜘蛛の糸」で素晴らしい表現をしているような気がするんです。

 

病院でご臨終の際、心拍計がつけられていて「ピッ!ピッ!ピッ!」と音がしていて、心臓の動きに合わせて心拍モニターの画面に波が映し出されます。心臓の動きに合わせて波は上下に動き、やがて、それが弱くなっていき「ピー!」とフラットな一本の線になります。

 

あのモニターに映る一本の線が究極の一体感へつながる糸。

 

ブッダの世界では「虚無」ですから、究極の無の状態に誰でも到達できる瞬間であり、周囲の嫉妬の発作の影響を受けることがなくなった「一体感」の世界がそこに広がっています。

 

ですから、あの「蜘蛛の糸」というのは「細くて簡単に切れてしまいそう」というように見えるけど、本来は誰でも持っている普遍的なものなんです(普遍的とは、すべてのものに共通していること)。

 

発作を起こして餓鬼に変身してしまうと、せっかくフラットの線だったのが「発作で波形が乱れて一体感の繋がりが感じられなくなる!」という状態なだけ。

 

子供が生まれて、母親が子供の世話をしていると、父親が子供に嫉妬の発作を起こして「餓鬼に変身しちゃうぞ!」となっているなんて誰も気がつきません。

 

「一体感を子供に奪われた」と勘違いして発作を起こした父親は、破壊的な餓鬼に変身して「浮気をしちゃうぞ!」とか「家のことは何もやってあげないぞ!」という破壊的な行動に出てしまって、平和な家庭を破壊してしまいます。

 

そんな父親の嫉妬の発作を受けて、子供の脳内でも発作を起こして「孤独!」という乱れた波形が植え付けられて、様々な発作を起こしてしまいます。

 

そして今度は子供の発作を受けて、父親の「一体感」の波形は乱されて、ますます一体感が感じられなくなって「餓鬼」の状態から抜け出せなくなってしまうんです。

 

本当は「一体感」は人によって奪われるものじゃないのに。

 

誰かが一体感を得ようとすると、誰しもが「それは一本の蜘蛛の糸」という感じで、それにしがみつく相手を蹴落とそうとする。

 

その様がとっても興味深いんです。

 

「みんな繋がっている!」というのは非常に便利。

 

すべての乱れた波形をありとあらゆる人と繋がって、打ち消し合って一本のフラットな線にしてくれる。

 

そのフラットな線が無限の繋がりをいつしか感じさせてくれるようになるんです。

 

(つづく)

 

アマゾンの「リミットレス!あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク」(飛鳥新書)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

面白かった!と書いてくださってありがとうございます。「面白かった!」という言葉は最高ですね。一番、無意識さんに近いような気がします。「面白い」と感じた時に、ちゃんと無意識さんはそれを受け取って、知らず知らずのうちに活かしてくれて「あれ?いつの間に!」という感じで願っていたことが現実になっていたりするんです。面白い!って最高です。書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

リミットレス!!と書いてくださってありがとうございます。「日本中の方々に読んでほしい本です」というのは私も本当にそう思います。日本が変わったらいいなぁ〜!ガンジス川のたとえはすごいですね〜!素晴らしいスクリプトになっていますな〜!親からのいろんな刷り込み、そして、社会的規範を気にするようになって、ものすごい暗示に縛られているんですよね。そして、いつのまにかどんどん孤独になって、というのはわかります。「心に聞く」が優しく背中を押してくれる「お姉さん」というくだりはすごいです。確かにそうだ!!いつも味方になって、そして優しく背中を押してくれて、自由にさせてくれる優しいお姉さん、というのはいいですね。本当に心ってそんな存在ですね。「日本中の川が綺麗に輝いていき、その輝きが世界中に広がっていくような心地」というのを読んでいて、涙が溢れてきてしまいました。これからは師匠!と呼ばせていただきます。いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

リミットは自分の心が外してくれる、と書いてくださってありがとうございます。「心に聞く理由」がこの本を読んでくださって理解でしてくださったのは本当に嬉しいです。心に聞くって本当に不思議ですよね。多分、私も他の人が心に聞いていたら「なんでやねん!」と突っ込みたくなるのですが、結局はいいところにちゃんと着地するからすごいんです。素晴らしくよく心に聞けてますね!!おっしゃる通り、なんでも心に聞いてみると面白いんです。芸能人のことを聞いたって、結局自分にとっての答えが返ってくるから「心ってすげ〜!」と思うんです。「答えは自分の中にある!」はたくさんの本で言い尽くされているかと思うんですが「心に聞く」を実践していると、本当にそうなんだ!と実感させてくれますね。外には答えはないんです。書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

自己啓発本を読むことの終焉、と書いてくださってありがとうございます。

「たまさん!ごめんなさい!」心が答えてくれたことが大正解です。コメントを書いたつもりになっていて、抜けちゃうことが結構あるんです。そこで心に聞けた、たまさんはすごいです!!そして、心が返してくれた答えがまたすごい!!やっぱりたまさんの心って最高ですね。色んな本を書いていて、いろんなメソッドを使っているのですが「心よ!今の私にはどれが必要なの?」と聞いてみるのもいいですね!!「自己啓発本は不要になりそう!」と書いてくださったのは本当に嬉しかったです。だって、心に聞くがあるから、というのはすごいです。心に聞きながら転職、って、本当に心と二人三脚ですね。「清水の舞台から飛び降りる」とありますが、心に言われたことを「エイや!」とやってみると、だんだん心との信頼感が深まって、まさにリミットレスになるんですね!!すごいです!!書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

アマゾンの「いちいち悩まなくなる口ぐせリセット」(大和書房)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

いつもありがとうございます、と書いてくださってありがとうございます。たくさん本を書いてしまってすみません。読むのが大変ですよね。「参考になることがいっぱい書いて合って、読むと得した気分になります」はとっても嬉しいです。リセット21は私にもすごく役立っています。確かに「ずるい人」のコードも併用するといいかもしれませんね!すごいです!!歩道のお話は、自動車道と歩道の境がない場合は「歩行者は右側通行」に交通ルールはなっています。歩行者だけの場合は、日本では「刀と刀がぶつからないように」となっているみたいですね。まあ、もう刀を持っていないので、その必要もないのかも?いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

読んで納得、実践して気分爽快、と書いてくださってありがとうございます。マザーテレサの言葉は深いですね。本当に気をつけていても悪態って出てきちゃって「そんなに悪いもの」という認識が一切私の場合はありませんでした。でも、実際に口癖を変えてみたら「全然違うじゃん!」とびっくりしたのはものすごく恥ずかしいです。本当に口癖をリセットしたら、面白いことになりました。これからが楽しみですね。世界の名言はやってみたいかも〜!名言を残している人って、無意識さんにつながっている人 or 支配者だから、心に聞きながら書いてみたらいろんなことが見えてきて面白いかもですね。ちょっと怖い気もしますが。書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

大嶋 信頼

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018/08/20


新着記事

カレンダー

<< August 2018 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

アーカイブ

プロフィール

検索

著書のご紹介

mobile

qrcode

others

PR