2017/12/07

「真っ赤なフェラーリ」の高校生がどんどん勉強ができるようになった!とびっくりします。

 

いちばん最初にお会いしたときは「引きこもりの少年!」という感じでした。

 

でも、どんどん変わっていって「お〜!イケメンの青年に変わったかも!」とびっくりします。

 

容姿が変わったんですよ!めちゃくちゃいい男に!!すご〜い!

 

それまで、漫画、ゲームばかりやっていて「ちっとも勉強ができない!」となっていました。

 

毎回、お父さんからは「息子の状況レポート」と称して4000字ぐらいの「息子がいかに生活パターンが乱れていて、受験生としての自覚なく、勉強をしていないか!」というのが私に送られてきて「ひえ〜!すみませ〜ん!」となります。

 

「息子は夕方まで寝ていて、そしてキルケゴールの「死に至る病」をずっと読んでいて、全く勉強をせず」なんてことが書いてあって「うわ〜!大変だな!」という感じになっていました。

 

ここで「大変!」というのは、普通の専門家だったら「親が過干渉すぎるから大変!」ということになります。

 

そんなに観察されていたら、もし脳のネットワークが存在しているのだったら、お父さんの息子さんに対する「お前なんで勉強しないんだよ!」というダメ出しが常に響いていることになる。そのダメ出しの連続から息子さんは「ストレスが多すぎ!」となって脳の負荷がかかりすぎているから、勉強なんて手につけられないはず、という解釈ができます。

 

私も正直な話「親の過干渉から逃れなければ、この状況は打開できないかも?」という仮説を立てていたので「全寮制の塾に行こうか!」いうことを勧めていました。

 

でも、この高校生の頭はものすごいシャープだから、これまで見えなかったことが見えてきたんですよね。

 

彼は「勉強することに意味を感じない!」とおっしゃっていました。

 

これって「確かにそうだよな!」と思うところはあります。

だって、知識って、本を読むだけでも十分にできるし、学校の勉強ができたところで「何になるの?」という疑問もあるし、どちらかというと学校って「社会に適応するための“社会性”」を身につけにいくところ、という認識があります。

 

でも、今って、SNSなどでいろんな人と繋がることができるし、これからの“社会性”ってSNSがコミュニケーションの主流になることで大きく変わるはずだから「学校での勉強って確かに意味がないのかも?」と思ったりするんですよね。

 

ここら辺の私の考えが後になって「浅はかだったかも?」ということがわかります(浅はか、とは“思慮の足りないさま”のことです)。

 

この高校生に「なんのために勉強をするの?」と質問をした時に「勉強によって自分の内面を見つめて真実を極めるため」とおっしゃいました。

 

これに対して、昭和初期の学生だったら「うん!うん!わかる!」といって他の学生から共感してもらえたかもしれません。

 

現代の学生がこれを聞いたら「何この子〜!変じゃない!キモいんですけど〜!」となってしまいます。

 

時代が変わって、価値観が変わってしまって、真実に近いもの、高尚なもの、礼儀正しくて高貴なものが「キモい!」と攻撃されてしまいます。

 

「なんでそうなってしまったのか?」ということをちゃんと書いてみたいのですが、そんなこと真面目に書いちゃったら「この人本当にキモいんですけど!」と総攻撃を受けちゃいますから、ここは「なんでそうなったのかよくわからな〜い!」としておきます。

 

最近では「謙虚」に振る舞うと、相手は「自分よりも下の立場」と認識して攻撃対象になってしまいます。

そして、謙虚に振る舞った人を土足で踏みにじるようなことをするんですよね(いい世の中だ〜!)。

 

(つづく)


2017/12/16


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