2017/07/29

「人の言葉を真に受けちゃう!」というのは、結構厄介なんです。

 

大学の時に、寮でちょいワルの友達が集まっていて「よう!うちの大学がニューズウィークでトップ100位以内に入っていたぜ!」と話をしていて、私は「へ〜!すごい!」と早速それを「みんなに知らせたい!」と思って図書館に行ってその雑誌を調べます。

 

でも「ない!」なんです。

 

いくら探しても「あれ?全米トップ100位の大学に入っていない!」となるんです。

 

でも、私の場合は、本当に人の話を真に受けちゃっていますから「あれ?もうちょっと前のなのかな?」と探しまくります。

 

でも「見つからない!」となります。

 

しばらくしてから「あ〜!冗談を私は真に受けちゃったのかも!」ってなるんです。

 

子供の頃から“純粋”で人を疑うことをあまりしない子で、相手が言っていることをまともに信じちゃって、そして騙されていじめられて傷つきます。

 

普通の人だったら、相手が言っていることが嘘か本当か?ということがある程度自動判別できるのですが、私はそれがものすごく苦手だったんです。

 

 

ある男の子のカウンセリングを担当させていただいて、その子の主治医が母親に「この子は一生、人から騙されて生きていくような子なんだから!」と言ってしまいます。

 

この「人から騙されて」というのは、私が悩み苦しんできた「人の話を真に受けちゃう」という症状になります。

 

主治医に言わせれば、これは生まれつきの特徴で「それを変えることなんかできやしないんだから、諦めなさい!」という話だったんです。

 

確かにその子は、映画で「ヒーローだー!」というのを観ると「僕はあんなヒーローになるんだ!」と言って、その格好をして外出しちゃいます。

普通の子供だったら「そんな格好をして外に出たら恥ずかしい!」となるんですが、その子の場合は「ヒーローになれる!」と信じちゃいますから、外でそのヒーローの格好をしてポーズまで真似をしちゃうです。

 

私は私で、その偉い先生が言ったことを真に受けちゃいますから「負けるもんか!」と必死に解決策を探します。

 

使える心理療法を全部使って「真に受けちゃうが変わるのか!」と挑戦し続けました。

 

でも、やっぱり「真に受けちゃう」はなかなか変わりませんでした。

 

そして、禁断の遺伝子のコードに手を出してしまいます。

 

すると、何と「先生の治療を受けたって変わらない!」と文句を言うようになったんです(お〜!)。

 

これは喜んでいいのか、悲しんでいいのか?

 

でも、人の話を真に受けちゃうタイプの子は、相手の気持ちを考えすぎちゃう、と言うのがあるから「相手になんか文句が言えない!」となります。相手に文句が言えないから、自分を責めちゃう、というパターンでどんどん疲弊していってしまうんです。

 

その症状がなくなって、ちゃんと人のことを責められるようになった!と心の中で喜びます。

 

そして「先生のことを信じていいのかわからなくなってきた!」とおっしゃっていただいたので「お〜!あの精神科医め〜!どうや〜!」と言いたくなります(お〜い!大人になれよ!俺!あんたが真に受けすぎやろ!)。

 

治療をしてもちゃんと睡眠パターンが取れるようにならないから「先生のバカ!」と怒っていたんです。

 

すみません。これからは、ちゃんと睡眠の部分に取り組みます!!

 

でも、その方のお話をお聞きしていて“生まれつき”の方の特徴である“言葉を真に受けちゃって”「妄想的」という症状が全くなくなって「現実的」になっているんです。

 

それまでは、将来の夢ばかり語っていたのが、現実的になって「体力がつかないと何も現実的に動けないじゃないですか!夢を語っていたって無意味です!」とはっきり文句を言ってくださるようになったんです。

 

対人コミュニケーション的には、適切に人との距離が置けるようになって、そして、相手の言っていることにちゃんと「ダウト!」をかけられるようになっています(ダウトって“疑い”のことです)。

 

ここまでくれば、社会に出て行って、ある程度、人の中で揉まれても大丈夫になるんだろうな〜!と思うんです。

 

疑われたり、文句を言われたり、不満をぶつけられたりするのが治療のゴールってなんか不思議な気分です。

 

まして、ご本人は何がどう変化しているのかに気がついていないものですから、余計に複雑な気分になるんです。

 

でも、自由に羽ばたいていく姿はとっても美しいです。

 

 

アマゾンで「小さなことで感情をゆさぶられるあなたへ」(PHP研究所)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

人の感情って、物理の振動に似ているかも、ってすごいですね。剛性と減衰性、そして与えられる振動数の話はものすごく興味深いです。とっても深いです。おっしゃる通り、本当に簡単なことで感情を揺さぶられていたんですね。こうしてフィードバックをくださることで、さらに新しい手法が編み出されて自由の輪が広がっていくような気がします。本当に剛性と減衰性と振動数は面白いですね。ありがとうございます。

 

アマゾンで「ちいさなことにイライラしなくなる本」(マガジンハウス)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

「グラスの牛乳をいつもこぼす!」と怒られて、必ずこぼすって、わかる〜!私もやっていました。あれってものすごい暗示ですよね。映画で癒される、というのは私もよく体験します。私の場合はストレートな内容ですけど。この本の絵も面白いですよね。私はちょいワル編集者から「画で怒りが収まる!」ってお題を出された時に「え〜!無茶ぶりや!」と思いましたけど、確かに私にその体験があったんです!びっくりしました(サイキックか!)。

 

方向音痴の遺伝子は「PCSK6(ピーシーエスケーシックス)の還元」か「FUS(ファス)の還元」ですかね。私の場合は「PCSK6の還元」で「右、左がとっさにわからない!」が大分改善して、そして、方向音痴がだいぶ治ってきました。以前は、どこに行っても「方向がわからない!」とパニックになっていたのですが、今は「上を見ればわかるかも?」と太陽の位置を無意識で確認するようになりました。これが私にとって快挙でした。

 

 

いつも応援してくださってありがとうございます。

 

大嶋 信頼お礼


2017/08/23


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