2017/05/10

8歳のお師匠様が「自分が犠牲になっても他人を助けたい!」と言っていたのは、美しいようにも聞こえます。

 

でも、なんか違う!って感じるんです。

 

実際、私が「肥やしになりたい!」と思っていたのは、結局は「誰からも理解されないで、そして虚しくこのまま終わっていくならば」という前提がありました。勉強もできない、そして、努力する気にもなれない。そしたら、このまま将来真っ暗だから、一層のこと人のためになって終わりにしたい、となります。

 

人は「努力すればいいじゃない!」とか「もっと自分を生かすために真剣に取り組めばいいじゃない!」と言うのですが、どこか達観していて「そんなことやっても無駄!」と思ってしまっていて動くことができなかったんです。

 

もしかして、8歳のお師匠様も私と同じような状態に陥っているのでは?

 

自分のために生きる大切さをお師匠様に教えてあげなければ、とアホなことを一瞬考えます。

でも、頭の中でお師匠さんを説得している場面をシミュレーションしてみますが、ことごとく失敗してしまうんです。

頭の中で、いろんな方向から説得をしようとしても、お師匠様を論破することができません。

 

頭の中で考えられるあらゆる説得術を失敗した先に「あ!この自分が犠牲になって他人を助けたい!っていうのは“英雄妄想”なのかも?」というのが閃きます。

 

そこで「師匠!この”自分が犠牲になって他人を助けたい”って“英雄妄想”なんじゃありませんか?」と恐る恐る師匠にお尋ねしてみます。

 

すると8歳のお師匠様は「う〜ん!」と一瞬唸るような感じで“心”に聞いて「確かにそうですね!それは“英雄妄想”ですね!」とおっしゃられたんです。

 

「え?そんなにすんなり納得してしまうの?」と心の中で思ったのだが、同時にこの8歳のお師匠様の偉大さを感じさせられました。

 

「師匠!この“英雄妄想”に対応する遺伝子のコードは何ですか?」と尋ねてみます(おい!おい!カウンセラーのプライドはないのか?!ありましぇ〜ん!こっちは必死ですからプライドもへったくれもありません!)。

 

お師匠さんは「う〜ん!」と一瞬だけ天を仰ぎ見てから「SHANK3ですね!」とおっしゃられた。

 

このSHANK3の遺伝子はスイッチが入っていると「人の話を真に受け過ぎてしまう」という性質を持っている、と私の方では考えています。

 

この「人の話を真に受けちゃう!」というSHANK3で私の中の英雄妄想の概念がガラリと変わってしまいました(また間違っていたかも〜!)。

 

私は、人が英雄妄想に入って、自分が自分を犠牲にしてまで他人を助ける!というストーリー展開をしてしまうのって「何一つ思い通りにならない現実から逃れたいからだ!」と思っていました。

 

ところで、“妄想”で代表的なものって“統合失調症”の症状になります。

統合失調症は、底なし沼に引きずり込まれていくような“恐怖”があるから、その恐怖から逃れるために“妄想”が必要となり「私は神だ〜!」とか「有名人だから付け狙われている〜!」となんてなっているのかな?と考えます。

 

だから“英雄妄想”をやってしまうのは、何一つ自分の思い通りに生きられない現実の辛さから逃れるためにやっている、と考えていました。

 

でも、8歳のお師匠様は「人の言葉を真に受けすぎちゃうから”自分を犠牲にして人を助けたい”になる」と仰います。

 

「あ!そういえば!」と私の大学時代の恥ずかしい話が思い出されました。

 

食堂でいつも一緒に食事をしているジェニファーから「私の彼氏ってものすごい酷い奴だから、あなたに懲らしめて欲しいの!」と涙ぐみながら相談されました。

 

私は「何とかしてあげなければ!」と真剣に考えてしまいます。

 

ジェニファーからは「あいつ空手の黒帯を持っているけどあんたは大丈夫よね!」と言われて、心の中では「そんなの大丈夫なわけないだろ〜!」と思うのですが「自分を犠牲にしてもジェニファーを助けてあげたい!」となっていました(アホだ〜!SHANK3じゃ〜!)。

 

そして決戦の金曜日の夜に、意を決してジェニファーが教えてくれた彼氏の家に車を走らせます。

今考えたら“英雄妄想”の極みじゃ〜!となるのですが、頭の中ではものすごい想像が膨らんでいました。

 

そして、30分の運転ののちに到着してみたら「あれ?ジェニファーと彼氏がイチャイチャしている〜!何じゃこりゃ〜!」となります。

 

そしてジェニファーは私に「あ!もういいの!もう大丈夫だから!」とにこやかな笑顔で。

 

あはは〜!

 

そっか!英雄妄想って人の言葉を真に受けちゃうから起きるんだ!と私の中でパズルのピースがはまります。

 

世の中の仕組みには表と裏があって、表の世界では一見「かわいそう〜!」と見えるのですが、裏では「全然大丈夫でしょ!」となっています。このSHANK3の遺伝子の問題があると、表しか見れなくて「私が何とかしなければ〜!」と表面的なものに振り回されちゃって“英雄妄想”に繋がるんだ!ということが見えてきます。

 

そして師匠のお母様が「私は前回いただいたSHANK3の還元を唱えていたら、ママ友と会話をしていると以前だったら疲れ切ってしまっていたんですけど、まったく疲れなくなったんです!」とおっしゃってくださいました。

 

人の話を聞いていて疲れちゃうのって相手の話を聞いて真に受けちゃうからか!

 

確かに!

 

お母様もすごいな〜!

 

「私も以前はSHANK3のスイッチがバリバリ入りまくっていたな〜!」なんて懐かしく思えるんです。

 

 

 

 


2017/05/29


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