2017/04/20

精神医学の授業で精神科医から「カウンセラーはクライアントさんの雲の切れ間を見て喜んでいるだけ」と言われて「なるほどな!」と思ったことがありました。

 

要するに「カウンセリングでは、脳機能的な変化は起こせないよ!」と。

だから、ただ「変わったかも〜!」ってぬか喜びをしているだけ!ということです。

 

その時は「なに!くそ〜!」と思ったのですが、実際にカウンセリングをやっていると、言葉を使って変化をさせるのってものすごく大変なんです!!

 

例えば「人前で緊張しちゃう!」という人が「あ!緊張しなくなった!」となっても「なぜ、元に戻っちゃうの?」という現象が起きます。

話をよくよく聞いてみると、両親と接触した時に「あんたなんか変わらない!」というメッセージをしっかり入れられちゃって「私は変わらない〜!」と元の苦しみに一発で戻っちゃうから興味深いんです。

 

ケースによっては「両親と接触していないけど、母親の“あんたは変わらない!”という言葉が頭に響いてきて、元に戻っちゃうんですけど!」というのもありました。

精神科医からすれば「幻聴か!」となり、普通のカウンセリングでは「トラウマか!」ということになります。

 

でも、脳のネットワーク的に考えてみると、人口の1%は必ず精神病性障害の統合失調症がいて、それ以上増えない、という現象があります(お!ちょっと話がむずかしくなってきてしまった!)。統合失調症が遺伝的な問題だったら、そのお子様たちが発症して人口が増えたっておかしくありませんよね。でも、1%というのは興味深くて、もし、世の中の人たちがみんな脳のネットワークで繋がっているとしたら、その病気の人が必ず必要で病気になることで何かの役割を負わされている、ということが考えられちゃうんですよね。

 

ある一定のストレス状態を超えてしまうと、クラスには必ずいじめられっ子が必要になります。

ストレスを負わされる人、という存在があって、ということで「変われない!」という現象が起きている、ということが見えてくるんです。

 

私なんか、その“負わされる側”に「ず〜っと!」いた人間ですから「そのシステムを変えちゃいましょ!」というのに積極的です。

だから、遺伝子のスイッチをいじっちゃって、根底から変えちゃいましょう!とおかしなことを考えます(以前はIQ自体もいじって変えようとしましたが、さすがにそれは“心”に「それはやっちゃダメ!」と止められました。だって不公平じゃん!と反論したら「知識が人を苦しめることがある!」と叱られちゃいました。「確かにな!」と納得)。

 

人間関係で不器用な人、仕事ができない人、不安でいつも苦しんでいる人、というのは世の中のシステムの中で常に必要とされているのかもしれません。

だから「なんで私ばっかり!」となるんですよね。みんなは「なんで私ばっかり!」というと「甘ったれている!」とか「もっと大変な人がいるんだ!」というようなことを言ったりします。

 

脳のネットワーク的に考えれば「本当に私ばっかり!」は正解で、そのシステムを変える必要があるんですよね。

でも、変えられちゃ困る人達もいるわけですから面倒臭い!!

 

ここで書くときも、本に書いている内容も、私はいつも真剣に「そのシステムを変えちゃいたい!」と思っています。

ストレスを負わされる人が変わることで、日本が変わります。

そして、他の国から技術を盗まれ、そしていいように金をふんだくられ、そして責められているこの国の役割自体を変えて見たいな〜!なんて夢があったりするんです。

 

でも、本のレビューを読んでみると、そんなことは望まれていないのかな〜!なんて悲しくなるんです。

 

一般的な「楽になる方法!」をただ単純に書いていたほうがいいのかな〜!なんてことを思ったりするんです。

 

まあ、確かにオッカムの剃刀で「一番単純な説明が真実に近い」ということですから。

もっとシンプルさを追求していかなければならないのかもしれませんね。

 

脳のネットワークや遺伝子は複雑すぎかも(一般の人には)。

 

臨床の中だけにそれはとどめておいたほうがいいのかもしれませんね。

 

私もそろそろ一般的な話ができる様にならなくてはいけませんね。

 

そうだ!大人になろう!

 

 

 

 


2017/11/22


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