2017/03/07

催眠のお師匠さんの場合「これから催眠に入れますよ〜!」という感じは無くて、会話をしているうちに自然に催眠状態に入ってしまいます。

 

そう、普通にお師匠さんの声を聴いているだけで、

 

だんだんとお師匠さんが呼吸とともに肩がゆっくりと揺れているのが見えてきます。

 

そうしていると手には今触っているモノの感触を確かめることができます。

 

そして、天井から照らされる光を感じつつ、

 

自分が呼吸している音が聞こえてくるんです。

 

すると、お師匠さんの声が優しく響いてきて、

 

私は、瞼の心地よい重さを感じていきます。

 

そんな時に、お師匠さんのメガネが、お師匠さんの言葉とともにゆっくり揺れているさまが見えてきて、

 

やがて、私はさわやか〜な風を送ってくれる空調の音を確かめることができます。

 

そんなことをしていると、腕の筋肉の一本一本がほぐれていく感覚を感じながら、

 

目の前の光が明るくなったり、ちょっと暗くなったりするのが見えてきます。

 

そうなんです、外の車が通り過ぎる音を聞きながら、私はある感覚を思い出しています。

 

それは、私が小さい頃に感じた感覚なのかもしれません。

 

キラキラとした、太陽の下で感じたあの感覚。

 

肌ではその温かい太陽の光を感じながら、

 

胸いっぱいにさわやかな空気を吸い込む音が身体に心地よく響きます。

 

吸う息と

 

吐く息の心地よい音が私の中に響きながら、

 

私は、ある人との出会いを思い出していたんです。

 

そう、その人は、私の目の前である表情を浮かべていました。

 

その人がいろんな体験をしてきたからこそ作り出されるであろう、その表情を眺めながら、

 

私はその人の話に耳を傾けたくなるんです。

 

すると、私の中にその人の声が心地よく、響いてきます。

 

どこかで聞いたことがあるような、そう、私ももしかしたら、どこかで体験したことがあるような話だったのかもしれません。

 

でも、目の前のその方の表情を眺めながら、

 

その方のお話に合わせて、ゆっくりと上下に動く私自身のかた肩の動きを感じながら、

 

やがて、私はいつの間にか目の前の空間の広さを感じることができたんです。

 

私が、小さいから広いのか、それとも広いから私が小さく思えるのか、

 

そんなことを考えていると、再び心地よい声が体に響いてきます。

 

呼吸と共に肩が上下に動くのを感じながら、

 

私は、いつの間にか深〜い、眠りのような感覚に入っていったんです。

 

そして、心地よい眠りのような感覚の中で、お師匠さんの声が響いてきます。

 

「ひと〜つ!さわやかな空気が体に流れていきます〜!」

 

「ふた〜つ!体全体が軽〜くなっていきます〜!」

 

「みっつ〜!大きく深呼吸をして〜!頭がすっきりと目覚めます!」

 

はい!と言われた時は、私は心地よい眠りの中から目覚めたような感覚になります。

 

実際は、お師匠さんが語ってくださった、私の為に作ってくださった物語が途中にあるはずなのです。

でも、私は、催眠状態に入ってしまっていたので、その記憶が私の中からすっぽり抜けてしまっています(あれ〜!)。

 

まあ、普通の人だったら「すみません!寝ちゃいました!」というところだと思います。

 

あまりにお師匠さんがゆっくりしゃべるものですから、寝ちゃいますね!とその催眠の意図とその価値を理解できません。

 

「ただ寝ただけで何にもしてもらえなかった!」というのが普通の人の感想でしょう。

 

でもね〜!寝ているようで、実際には面白いことが起こっているんですよ〜!

 

そんな面白い仕組みを説明しちゃいます。

 

(つづく)

 

 

 

 


2017/03/23


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