2017/02/08

ある女性が「女性関係の中にはいると必ず虐められちゃったり、嫌がらせをされちゃう」と仰っていました(何だかわかる〜!)。

 

始めのうちはいいんですが、慣れてくるとだんだん嫌味を言われたり、露骨にダメ出しをされたりします。

 

「え〜!他の人にはそんなこと言わないのになんで私には〜!」という感じ。

 

「どうしてなんですかね?これは?」と質問をされた。

 

一般の方だったら、表面的には「大変よね〜!それは〜!」と言いながら心の中では「そんなこといちいち気にしているから弱みに付け込まれるのよ!」となって終わってしまいます。

 

精神科や心理関係の方だったら「この方の被害妄想で人のちょっとした言葉を歪んで受け止めてしまうから”いじめ”や”嫌がらせ”ととらえてしまうのでは?」と解釈します。

 

トラウマ系の心理屋さんだったら「トラウマ(過去の深い心の傷)が人間関係で疼くから、ちょっとした相手の言動で不快な気分になって”いじめ”という感覚になるのでは?」と分析するかもしれません(大分説明をはしょりましたが)。

 

この方は「すぐに楽になりたい!」というオーダーがありました。

問題を分析してもすぐに楽になることは難しいので、実践的なところで対人コミュニケーションの問題ということでこの現象を解釈してみることにしました。

 

普通の人は、相手がレベル1緊張していたら、こちらもレベル1の緊張で返します。

するとお互いの緊張が打ち消されて「仲間〜!」となります。

コミュニケーションだと、相手がレベル3の嫌味を言ってきたら、レベル3の嫌味で返せば「仲間〜!」になるんです。

 

この方の場合、父親が酒を飲んで小学生の彼女を呼びつけて夜の2時ごろまで寝かせずに説教をしていました。

ほとんど毎日それをやられていたので、学校の授業では起きていることができずほとんど寝ていた、というのは凄いです。

 

そんな環境で育ってしまったのでレベル3の嫌味に対して「父親のあれに比べたら大したことないや!」とレベル0の無反応で返してしまいます。

するとレベル3を無視された形になるので「ムカつく〜!」とレベル6のダメ出しをしてきます。

それに対してもレベル1ぐらいで返してしまうので「何この人〜!」となって、今度はレベル10のストレスを与えて相手は「自分と同じ人間なんだ!」という反応をさせようとするんです。

 

この説明をすると「それです!それ!それ!」と喜んでくださいました。

「その説明よくわかる〜!」といってくださったのですが、私には違う意図がありました。

 

「この仮説を聞いたうえで、一緒に”心”に確かめてみましょう!」

 

この方と一緒に心と私の間にある邪魔を排除してから「心よ!人とのコミュニケーションで私に問題がありますか?」と質問してみました。

 

すると”心”は「問題は全くない!」と答えたので「私の立派な仮説は撃沈〜!」となったんです(まあ、わかっていたんですけどね!負け惜しみ〜!)。

 

「心よ!だったら何で相手はあんな嫌がらせを言ってくるの?」と質問してみると「相手があなたを嫌っているだけだから気にする必要はない!」と言われた。

 

そして”心”は「距離を置いたほうがいい友達、ぐらいに思っておけばいい!」って言われた。

 

え〜!”心”ってなんてドライなんだろう!

 

確かに!嫌われていたって関係ないんだよな!って目からうろこ状態。

 

嫌われているのを何とかしなければ!と思うのが、万能感かも知れない!ってここで気づかされるから面白いんです。

 

(つづく)


2017/02/27


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