2017/02/02

小学校の頃に、先生が「次の時間はどうしましょうか?」と生徒たちに聞いたら、「自由時間〜!」と声をそろえて言いました。

 

すると「ちゃりら〜!ちゃりら〜!」と先生の表情がまるで任侠映画のやくざが見えを切るような怖い顔になって「あんたたち!本当の自由ってわかっているの?!」って怒られました(なんのこっちゃ!)。

 

それから、先生を囲んで「自由とは何か?」というテーマでディスカッションをさせられて、子供たちが「好きなことをやること〜!」と発言すると「あんたは自分が本当に好きなことがわかっているの?」と無茶な返しをされて黙らされてしまいます。

 

結局、先生が言いたかったのは「ルールがあるから自由があるんだ!」ということだったみたいです(よく覚えているなー!って自分で言うな!)。

 

そんなことを「勉強に集中できない」ということが問題で母親に連れられてきた学生さんを目の前にして思い出していました。

 

学生さんは、ネットをみたり、ゲームをだらだらやってしまって勉強する時間が無くなって、学校の成績がめちゃくちゃなんです、と仰っていました。

でも、隣にはお母さんの厳しい目が「キラリん!」と光っています。

「これも言わされているんだろうな〜!」と心の中で思いながら「どうなりたいと思われているんですか?」と質問します。

 

「いや!勉強に集中できるようになりたい!」と思っているんですけど、と学生さん(「いや!」って回答の始めに付けるのは無意識の否定形だから「本当はそう思っていないでしょ!」ってなるんです。本当はね。)。

 

「勉強に集中できない」というお題だと、ものすごくたくさんの原因が考えられちゃいます。

 

注意欠陥障害、学習障害、適応障害、内分泌ホルモンの問題、栄養の問題、回避性人格障害の問題、などなど他にもたくさん。

 

注意欠陥障害はスケジュールや金銭管理ができない。集中力が無くて、計画しても完成させることができない、先送りにしちゃう。すぐに気が散って人の話が聞けないし、相手の気持ちを考えないで喋っちゃう。そして決められた手順や指示に従えない、などの特徴があります。

 

それ一つとったって、脳の前頭葉(おでこの方の脳)の血流低下しているかも?とか、集中力のホルモンの問題かも?とか(そのホルモンも何種類もあります)、脳の栄養の問題かも?とか、性腺刺激ホルモンの問題かも?やゲーム画面を見ているときの脳の電気発作の問題なんかも考えられます。

 

家系図を聞いたら、お父さんが切れやすい人(怒りっぽくて、怒ってる時に前後を考えられなくなるタイプ)だったので「もしかしたら脳の電気発作の問題?」なんて仮説を立てます。

 

でも、お母さんの厳しい目がどうしても気になったので「そうだ!心に聞こう!」と提案してお母さんには外に出ていてもらいます。

 

学生さんは「それって催眠ですか?」と興味津々。

 

「ま!ま、まあね!」と言いながら「心よ!私と心の間に邪魔がある?」って聞いてもらいます。

 

すると学生さんは「え?あるって浮かんできますけど」と不満げ。

 

「心よ!誰が邪魔しているか教えてくれる?」と聞いてみると、学生さんは「お母さんの顔が浮かんできたんですけど」と教えてくださった。

 

「心よ!母親からの邪魔を排除してください!」とお願いして、何度かこれを繰り返して学生さんと心の間の邪魔をクリアにしていきました。

 

そして「心よ!僕は勉強に集中できないの?」と聞いてみます。

 

すると”心”は「集中はできる!」と教えてくれます。

 

ここで「ハイ!ここで注意欠陥障害が消えちゃいました〜!」と私の頭の中で「ひゅ〜、ひゅ〜、ひゅ〜ひゅ〜ん!」と残念な音が流れてきます(あんなに一生懸命に考えたのに〜!)。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 


2017/03/23


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