2018/04/17

「一体感」を唱えていると睡眠時無呼吸症候群(寝ている時に知らず知らずのうちに呼吸が止まる!です)の症状が治まって、注意欠陥多動性障害(忘れ物が多い!変なところで失敗しちゃう!ケアレスミスの天才!衝動買いをしちゃう!片付けができない!などの症状です)が変わったらすごいですよね。

 

唱えていたら、脳の神経が「活発に働きすぎて発作を起こしてまうやろ!」というのが治まって「あ!変なものを食べなくなった!」とか「衝動買いが治まった!」となって「痩せたじゃない!」となります。

でも、この体重がコントロールできないって、睡眠時無呼吸症候群で「血糖値の乱高下がすごい!」となるから。食べる量がそれほどでもなくても「寝ている時に呼吸が止まって苦しい!」となってしまうと「おりゃ〜!生きなきゃ!」となるから、生きるために血糖値を極端に調整するようになって「食べてないのに痩せない!」という状態になってしまうんですよね。

 

以前は、甲状腺機能の問題がなかなか痩せない問題に関係しているんだ、という仮説を立てていたのですが、睡眠時無呼吸症候群が改善したら痩せて来たケースがたくさんあったので「あれ?睡眠時無呼吸症候群の問題なんだ!」ということが考えられちゃいます。

 

でも、これが解決しても「え?まだ私お金持ちになっていないんですけど!」という問題が出て来ます。

 

「他の人はみんないい感じになっているのに、私だけお金がない!」という貧乏脳の特徴が出てしまって「孤独」から脳の背側縫線核が活発になってしまって「寝ている時に呼吸がうまくいかないやんけ!」という感じで、注意欠陥多動性障害の問題が再発しちゃう人が出て来ます。

 

そうじゃないケースもたくさんあるのですが「なんで?」ということになります。

 

最近「発達障害」の分類が変わりました(発達障害って、生来の発達の道筋の乱れのことです)。

 

4つの分類になり、第一が古典的発達障害で、知的発達障害や肢体不自由になります。

 

         第二が自閉症症候群で以前でしたら「人とコミュニケーションがうまく取れない」というアスペルガー障害なんかもここに入るようになりました。

 

      そして第三が軽度発達障害で最近私のブームである注意欠陥多動性障害(ADHD)のや学習障害になります。

 

      そして第四が虐待されてしまったことで、反応性愛着障害(大人に頼ったり甘えたりすることができない)と解離(自分の殻に閉じこもっちゃう。ちょっと説明を端折っています)を背後に持つ多動性行動障害(ADHDみたいな感じになる)になったケースがここに入ります。

 

心の傷の治療(トラウマ治療)は第四の発達障害を治療するものでした。

でも「体型が変わらない!」とか「仕事でミスばかりしちゃう!」とか「衝動が抑えられない!」という諸問題が起きて、第三の発達障害に注目が向きます。

 

要するに貧乏性の脳はもしかして第二の発達障害である「自閉症症候群が関係しているのかも?」ということになるんです。

 

この自閉症症候群には「人と親密なコミュニケーションを取るのが難しい」というざっくりとした特徴があります。

 

この「コミュニケーションがうまく取れない」というのが虐待から来た第四の発達障害である反応性愛着障害(頼ったり甘えたりすることができない)なのか、それとも自閉症症候群なのか?それが問題なんです。

 

自閉症症候群の遺伝的な特徴があると確かに「一体感」を唱えて周りが変わると「自分が損をした感じになる!」というのは何となくわかるような気がします。

 

多分、一般の人だったら「みんなが幸せになればいいじゃない!」と能天気なことを言います。

 

ですから、第二の発達障害の特徴を持っている人が「みんなばっかり」と言っているのを見て「人と喜びを共有する共感能力が欠けているんじゃないの?」という見方をします。

あるいは、「みんなが幸せになったら、その幸せが巡りにめぐって自分も幸せになるんだから!それがわからないのは思考の柔軟性が欠けている」と思うんです(思考の柔軟性が無い、とは頭が固いかな?)。

 

多分、もうすぐ発売される青山ライフの本に、人とのコミュニケーションを取るのが難しい発達障害のお子さんのケースが最後に書いてあると思います。

 

その方も多分、第二の発達障害に入るのだと思いますが、その方の脳を真似た時に「何じゃこりゃ!」という体験をしました。

 

自分の身体から触手がどんどん伸びて行って「ウォ〜!ありとあらゆる人とつながってしまう〜!」と私の好きな人、苦手な人も関わらず、全世界に広がって「みんな一緒!」という感覚になったんです。

 

周りの人たちは、その方を見て「コミュニケーション能力が足りない!」と勘違いしてしまいます。なぜなら、言葉でコミュニケーションを取らないから。でも、実際は、言葉を必要としていないコミュニケーション能力が存在していて、それが広がって世界全体と繋がり続けることができる、となっているかもしれない、と思ったんです。

 

この体験は非常に衝撃的で「なんだったんだ!あれは!」という感じで調べ続けていました。

 

するとある時に「シナプスの刈り込みなんだよね!」という言葉が頭に浮かんできて「確かに!」とどこかで勉強したような気がしていて、検索を掛けてみたら「あ!あった!」と見つけることができました。

 

シナプスって脳のシグナル伝達など神経活動に関わる接合部位とその構造のこと。まあ、難しいから脳の神経ネットワークを作っている配線のようなもの、とここはいい加減に表現しちゃいましょ!

 

植木って枝が伸びてきたら「剪定」というものをしてあげる必要がありますよね。

生まれてから実は、過剰に神経の枝が伸びてしまうやろ!となります。

そして、その伸びてくる神経のシナプスが環境や経験に応じて、必要なシナプスは残って、不要なシナプスは除去されるんです。

植木の枝を剪定するような感じでシナプスが刈り込まれるんですね。

 

これを「シナプスの刈込」と言います。

 

東京大学大学院医学系研究科神経生理学分野の「生後発達期の小脳におけるシナプス刈り込みのメカニズム」渡邊、上坂、狩野先生らの研究が凄いです。

 

シナプスが沢山できる〜!とシナプスの密度が上がって生後8か月ぐらいで「シナプスの刈り込み」が10歳ぐらいまで起きます。

そして、成人になった時のを見ると「自閉症酢ペクトラム症の人の方が健常者に比べてシナプスの刈り込みが少ない!」となっていました(ちなみに統合失調症の患者さんは健常者よりも刈り込みされすぎている特徴があります)。

 

私が体験した「自分から触手が伸びて!」っていうあの発達障害の方の感覚って、シナプスが刈り込みされていないから、ありとあらゆるものにつながれちゃう!となっていたかも?という感覚はもしかしたら当たっていたのかも!と思うんです。

 

そう考えると「貧乏脳」をもった私もシナプスがうまく刈り込みをされていないから「余計なことを感じちゃったり、考えちゃうから、お金がない!」となってしまうのかも!と考えるんです。

 

私も感覚はかなり過敏で子供の頃から裸足で歩くのが苦手でした(う〜!ぞわぞわぞわ!っとする!)。

 

感覚のシナプスが刈り込まれていないから「敏感すぎる!」となっていて、ほかの子と同じようにはだしで走り回れない!となっていた感覚があるんです。

 

このシナプスをうまく刈り込むことができたら、もしかしたら第二の発達障害の問題をクリアできるかも?と考えているんです。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 


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