2018/04/09

藤の花が咲き始めていました。

かすかに藤の花の香りが漂ってきます。

白鳥さんが優雅にお堀を移動しています。

その姿が美しいです。

 

こうして文章を書いていると、読んでくださっている脳のネットワークとつながっていろんなことが見えてきます。

 

「脳のネットワークって?」

 

脳は無線LANのように自動的にネットワークにつながって、情報を共有しています。

 

「そんなことあるわけないじゃん!」というのが意識になります。意識、というのは常識的な判断をするものです。

 

意識では「自分の考えは自分だけのもの」という判断が働きますから「頭に浮かんできたものは全て自分自身の考え」というように考えます。

 

催眠療法では催眠状態にして「無意識」というものを使います。

 

この「無意識」は、その人の意識が知らない情報を知っていたり、触れたこともないことを体験した記憶がそこにあったり、と意識的な常識では考えられない情報がそこにあります。

 

私自身は、これを超自然的な現象、というようには考えていなくて、学生時代から「脳のネットワークは存在する」というような仮説を立ててきていました。

 

1996年に、イタリアの科学者が「ミラーニューロン」を発見して「相手を観察している時に脳は、相手の脳と同じ部位が活動している」ということがわかるようになりました。

 

「やっと、脳のネットワークについての研究が進むのかな?」と思っていたら「あれ?全く進まない!」とちょっとがっかり。

 

遺伝子の研究とかはあれだけ進んでいるのに、認知症とか脳関係の研究については「え?研究を撤退しちゃうの?」という感じで大変みたいで「ちっとも進まない!」という感じになっています。

 

脳のネットワークのことがもっと科学的に実証できれば、認知症や精神的な治療方法がこれまでと全然違ってくるような気がするんですけど。その研究をしてくれる人がいないのよね。

 

本当に優秀なお医者様たちに期待をしていたのですが、気がついたら「私の残された時間は少ない!」ということになっていました。

 

優秀なお医者様や科学者様が脳のネットワークを証明して、苦しんでいる方々のために有効な治療方法を発見してくれるだろう、と思っていたら時間があっという間に経ってしまって「やばい!」となっているので、現在、一生懸命に本を書いています。

 

ある意味で、私がこの本を書くこと自体が脳のネットワークの証明なのかもしれません。

 

ここでつながってくださるみなさんの脳とつながって、私がこれまでわからなかったこと、見えなかったことをどんどん発見していくという過程。

 

これまで本を書いてみてわかってきたことは、本の一つ一つがパズルのピースみたいになっていて「お〜!だんだん全体像が見えてきた!」となっていること。

 

みなさんの脳につながっているから、これからどんどん面白いことになっていく予感が。

 

カウンセリングの中でも、みなさんがどんどん自由になって美しくなっていく姿を見る時に「あ〜!書いてよかった!」と思えるんですよね。

 

なんで脳のネットワークの話を書いたかというと、脳のネットワークでみなさんから「早く一体感の本質を書け!」というのが伝わってきているから。

 

「孤独」で嫉妬されて芸術的な才能が開花される、とかいうのはどうでもいいから「早く一体感のことを書け!」と言われるんですよね。

 

まあ、そりゃそうですよね。

 

知りたいことは「一体感」でしょう。

 

みなさんの脳もネットワークに繋がっているから「一体感が一番面白そう!」というのは感じていらっしゃる。

 

でも、長年、周囲からの「嫉妬」に阻まれて「一体感なんか自分には無理!」となっているから、苦しんでいる、というのはなんとなくわかっていらっしゃる。

 

こうして、これを読みながら、私の脳のネットワークに繋がっているわけですから、一体感を得られる方法ももうネットワークを通じて伝わっているはず。

 

方法は簡単で「一体感」と思うだけ。

 

どんな時でも「一体感」と頭の中で思うだけでOKです。

 

これが一体感を得られる方法。

 

ある雑誌の取材を受けていて「口癖を変える」という話をしていました。

この取材の人がかなり優秀で「あ!なんでこの口癖に変えるの?って意味を考えないで言えばいいんですね!」と数分で理解した。

 

そうなんです。

 

「孤独」という言葉が“個人”を作り出す独特の脳の周波数を作り出しています。

その脳の波形が最も乱れて自分自身をコントロールできなくなっている状態が「発作」となります。

 

この脳の波形の乱れを整えるために「瞑想」とか「呼吸法」や「マインドフルネス」なんかの手法がたくさん編み出されています。

 

でも「孤独」を感じると再び発作が起きて、という具合に「個人の特徴」を作っている独特の周波数に戻ってしまうんです。

 

「一体感」がその独特の周波数を打ち消して本来私たちが持っているフラットな状態にしてくれるんです。

 

フラットとは「ピー」というやつで、無敵なんですよね。その状態が。

 

「一体感」という言葉自体で、その無敵なフラットな状態を作り出すことができる。

 

あはは〜!

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 


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